先日の血糖&血中ケトン体の測定体験を機に、血中ケトン体測定機能付きの血糖値測定器が欲しくてほしくてたまらなくなっています(^^;)
血糖値測定器は、体温計や血圧計よりもかなり医療機器寄りで、素人には購入すらハードルが高いです。購入の情報がたくさん出回っているものでもないので、本記事に調べたことをまとめていきたいと思います。
購入するものや、価格帯、選び方のポイントなどなど。今回は糖質制限中の方向けということで、ケトン体を測定可能な機種に絞って書いていきます。
同じように測定器の購入をご検討中の方にとって参考になれば。
何が必要か
血中ケトン体測定機能付きの血糖値測定器は、指に針で傷を付けて、少しだけ出た血を電極に吸わせることで計測します。
そのため、測定器だけでなく他にも色々と必要なものがあります。
- 傷を付けるための穿刺器(せんこうき)
- 穿孔器の替え針(穿刺針)
- 血を吸わせる血糖値測定用の電極
- 血を吸わせる血中ケトン体測定用の電極
- 測定器本体
このうち、替え針と血糖・ケトン体の測定用電極が使い捨てで、消耗品となっています。
測定器を選べば必然的に使用できる電極は決まってきます。さらに測定器で必要な血液量というのはモデル毎に異なっているため、穿孔器や穿刺針の太さも決まってきます。なので、まずはモデルを選ぶことが先決ということになりますね。
メーカー
では、どこの製品を買うと安い?正確?というのが次の疑問。
私も最初はめちゃくちゃ種類があって面食らったんですが、「ケトン体を測定できる」という機能で絞ると日本で購入できる製品はアボット社のモデルに絞られてくるようなんです。
アボット社は125年の歴史を誇る、アメリカ発のグローバル企業。サプリや医薬品から診断薬や機器など多種に渡るヘルスケア事業を展開しています。会社として心配はなさそう。
このアボット社の製品でケトン体を測ることができるのは以下の製品。
- FREESTYLEリブレ
- フリースタイルプレシジョンネオ
- プレシジョンエクシード
このうち、プレシジョンエクシードは国内ではオムロンが販売していますが、これはアボット社のものを代行販売しているだけ。同じものですね。
先日の測定会でダステックさんが使われていたのは「プレシジョンエクシード」でした。最上位機種のフリースタイルリブレは、カラー液晶かつ90日間の測定データをグラフ表示できたりする優れもの。専用電極を腕などに指しておくことで、継続的に測定したりもできます。
個人的にはたまに確認や実験のために測定できればいいので、プレシジョンネオが現実的かなと思っています。
どこで買える?
測定器自体はAmazonや楽天、ヨドバシ.comなど様々な通販で買うことができます。フリースタイルリブレは大手ネット通販サイトでは見つかりませんでした。プレシジョンネオやプレシジョンエクシードなどは普通に売っています。
ただ、電極(測定用チップ)や針などは薬局等の専門店でしか買えません。穿刺針や穿刺器はAmazonでも売っていますが、医療関連従事者でないと買えないんです。
これらは、血液感染など注意点があるため、購入はもちろん廃棄についても医療廃棄物として扱う必要があるんですね。
注意点
自分以外の人の血糖値やケトン体を測定することは「医療行為」にあたり、しかるべき資格を持った人でなければ絶対に行っていけません。
親切心でやってしまいそうですが、重々注意しておきたい点ですね。
どこで買うのがお得?
安さでいうと、輸入品が安いみたいですね。
生活習慣病先進国のアメリカ(^^;)では、日本よりも身近な製品として出回っているそうで価格が段違いです。アメリカでも認可は当然受けていますし、国内販売品もモノ自体は同じだと思います(推測)ので、輸入品でも問題ないのかなと私は考えています。
国内認可のための手続きなどで割増になっているのか、国内市場の狭さから価格が高止まりしているのか、とにかく全てが割安でした。
ネットでは輸入代行業者から買うことができます。なんと、チップや穿孔器に穿刺針までも格安で買えてしまいます。法律的にはクリアしているんだろうと思っていますが、購入は各自自己責任で。。
私が良さそうだと思ったのはヘルスケア YOKOHAMAさん。
例えば、私が購入を考えている「フリースタイルネオ」だと、100回分の測定チップ(電極のこと)と穿刺針(ページには”ランセット”と表記されています)や穿刺器付きで10,000円切っています。驚異的安さ!
Amazonで買うと本体だけで10,000円超えますから。
血中ケトン体測定用の測定チップは別売りで、こちらは1枚あたり300円弱となかなか値が張ります。しかしそれでも国内参考価格の半額。合わせて買っておきましょう。。
セット売りだと電極と穿刺針などの品番を間違える心配がないから、素人には大変助かりますし、私は輸入代行業者からの購入を考えています。
まとめ
血中ケトン体測定機能付きの血糖値測定器を買おうとすると、穿孔器や各種電極などを買う必要があることがわかりました。
測定器は通販でも買える一方、穿孔器や電極などは薬局での購入が必要。医療機器としての適切な取扱が必要です。
購入の手軽さや安さを考えると、輸入代行業者にお願いするのがベター。でも自己責任で。
では!