とうとう日本製主義をアンダーウェアにも適用。
アレのポジションがずれないメンズパンツとして、口コミで人気を広げてきたTOOT。
百貨店を中心にその確かな実力でファンを作り続け、15年を超える歴史を持つ日本製アンダーウェアの会社です。
TOOTの公式ページにはド派手なデザインのものが多く、また着用モデルもなんだか際どい方が多いので、私のような生真面目な人間からすると引いちゃうこともしばしばw しかし、商品コンセプトは激しくマジメで、ユーザーのことを第一に考えた作りです。職人気質が感じられる、数々のこだわりは私の大好物。公式ページのコンセプト紹介を是非ともご覧あれ。
口コミから広がり海外での人気もジワジワと上がってきていると言います。全く海外では宣伝していないと言いますから、驚きですよね。カルバンクラインに代表される海外ブランドとはまた違うこだわりが、海外でどのように評価されていくのかこれからの成長に期待大です。
このようにド派手なデザインがTOOTの特徴ですよね。まぁこれはTOOTのフラッグシップ、いわばF1のような広告塔かなとも思えます。ちゃんとおとなしめナデザインのベーシックラインもありますから、ご安心を。私も次はベーシックモデルを買ってみたいと思っています。
私は、なんとなく黒や紺などの暗め色と、気分を上げたいとき用にピンクやオレンジも持っています。今まではユニクロや無印を愛用していましたけどね。こういう明るい色を履くとチャラチャラした気持ちになりそうですが、なぜかシャンとするから不思議です。
評判の高い耐久性
私が一番惹かれたのはその耐久性。
私の使ってきたパンツは大体一年もすればよれてきていました。ゴムの部分がだらしなくなるんですよね。特段品質が悪いという訳ではなく、消耗品だからそういうモノだと思っていました。
最近は少しでも耐久性の高いものをということで、ナイロン等の化学繊維100%のものをチョイスしていましたが、ナイロンものは今度小さな毛玉ができてしまうんですよね。いずれにしろ1年が快適に着られる限度かなぁと捉えていました。
ところが、このTOOT。10年履いているという猛者がいるほどで、耐久性には自信とこだわりを持っています。洗濯して伸びるところって、脚の出口(?)の部分とウェストゴムですよね。ウェストゴムは特注品を使うほどの素材への徹底ぶり。脚口はロックミシンやテープを駆使して3回も縫うほど手間暇かけています。ちなみに手持ちの某量販店のモノは1回の直線縫いです。
アレがしっかりポジション取り
もう一つの特徴点はアレがブレないということ。
わざわざ立体裁断されたカップがアレを下からYの字に支え上げます。実際に履いてみると抜群のフィット感です。脚を上げたり、動き回ってもポジションが決まりすぎて微動だにしません。これ、ランニングにはすんごく良いです。ランナーの皆さんは是非。スポーツモデルもありますしね。
でも、ポジションの安定よりももっとグッときたことがあります。それは、TMTMの裏側がむれないこと!普通のパンツだと、布地によってTMTMが圧迫されてホールドされますから、TMTMと会陰部が密着して、汗をかき蒸れます。蒸れますよね?私だけ?
それがTOOTパンツの場合はTMTMの付け根を下から支え「上げる」ため、物理的に離れるんです。つまり空気が通る。だから蒸れない!!すげぇ!
この「蒸れ」は男として仕方ないものだと思い、別段気にしていなかったのですが、一度蒸れない世界を知ってしまうとこれは後戻りできないかもしれない。快適過ぎます。
たしかにちょっとだけ高いけど
ユニクロや無印良品のパンツが500円前後。BODY WILDのような下着メーカー品が1,000円強。カルバンクラインのようなブランドが4,000円前後、というのがメンズボクサーパンツの大雑把な価格帯イメージ。TOOTはブランド品の価格帯です。
仮に4,000円で、5年もったとすると800円/年。ユニクロパンツの少し高いくらいのポジションともとらえることができます。そう考えるとリーズナブルではないでしょうか。しかもその間、例の蒸れか解放されるし、(アレが)ブレない男でいられる訳です。そう、TOOTを使う5年間は一段レベルの高い一年なのです。
なーんて思ったので、私はTOOTに切り替えていくことに決めました。折しもちょうどパンツの買い替え時期。いいものを少なく持つ私のライフスタイル的には、あと2,3枚買えば事足りるかな。次はベーシックな色を選択してみます。
皆様、いいアンダーウェアライフを!